冬キャンプ最大の対策は暖房器具です。
如何に幕内で暖を取るか。
大げさでなく死活問題になる、と先輩方はおっしゃってました。
せっかくリフレッシュするためにキャンプに行くのに、ブルブル震えて過ごすのは嫌だなーと思い、ストーブの購入を検討しました。
ストーブの要件
購入に際し、僕の要件はこんな感じでした。
- 電源無サイトでも使用できること
- 幕内で使用できること(自己責任です!)
- 携帯性がいいこと
- サーカスTC内全体が温められること
要件1の時点で、以下の3つのタイプに絞られました。
- カセットガスストーブ
- 薪ストーブ
- 灯油ストーブ
カセットガスストーブ
100円均一等で売られているCB缶を使用して燃焼させるタイプのお手軽ストーブです。
こんな感じの奴です。
いいところ
- 携帯性
- 燃料の調達が容易で安価。
不足するところ
- 火力不足。温められる範囲が狭い。
- 一晩などの長時間燃料が持たない。
メイン暖房器具の補助としての利用には適しているようですが、今回の候補からはいったん外れました。
薪ストーブ
これが欲しかったです。
いいところ
- 見た目
- 火力
- オプション品の充実
不足するところ
- コスト面
- 一晩燃焼させる際の薪の維持
火力が十分でサーカスTCよりも大きなテントの暖も取れるので、弱火で長時間燃焼も可能なのかもしれません。なので、とても欲しかったのですが、初めての暖房器具に薪ストーブ、さらに初冬ソロキャンプで導入するにはハードルが高かったこと、あとお値段がそれなりにすることから、後ろ髪をがっちり引かれつつも今回は見送りました。
灯油ストーブ
今回は最終的に灯油ストーブにしました。要件にすべてマッチするからです。
最悪の場合、家で使用すればいいか、という魂胆もありました。
灯油ストーブの中では以下のような検討をしました。
灯油ストーブの検討
ストーブのタイプ
灯油ストーブには反射型と対流型の2種類がある事を知りました。
対流型
アラジンのブルーフレームなどに代表されるタイプで、基本的に天板を熱してそ上部に対して放熱する方式です。
反射型
フジカハイペットやアルパカストーブなどに代表される熱源から横方向に熱をダイレクトに放射する方式です。
色んなレビューを見る中で、冬キャンプでは対流型よりも反射型の方が暖が取りやすく、比較的火力も燃費もいいようなでしたので、反射型を選択しました。
反射型の候補は上記フジカハイペットとアルパカストーブです。
結果から書くと僕はアルパカストーブを購入しました。
アルパカストーブを購入した理由は後ろ向きではあります。
- フジカハイペットが予約でいっぱいだった。(11月上旬に予約電話したら来年5月の発送と言われてしまった。)
- フジカハイペットを中古で購入しようと思ったら5万円以上のプレミアム価格。
アルパカストーブは韓国製で、フジカハイペットのパクリ品という記載をよく見かけました。また、国内流通していないので、購入にはヤフオクやメルカリを使うか、輸入代行業者と直接やり取りして仕入れる事が必要になります。
また、故障の際には国内で修理はできないので自分でやるか、諦めるか、になります。
一方で、アルパカストーブのメリットとして、
- 安価であること
- 火力が強いこと
が挙げられていました。僕も韓ショップを利用して購入しましたが、予備芯付きで16,000円程度で入手することができました。故障したら買いなおす覚悟です。
韓ショップでの購入方法はCAMP Pressさんのサイトを参考にさせていただきました。
おおよそ1週間程度で商品が届きました。とてもスムーズなお取引でした。
実際に購入したもの
フジカハイペットと比較するとやはり何となく旧世代なフォルムです。
また、ステッカーに記載されている文字がハングルなので、よく分かりません。
タンク部分の奴はおそらく定期的な換気をすること、なんだと思います。
何となくやぼったいので、何かカスタムできないかなー、とGoogle先生にお伺いしたところ、みんなタンクの塗装とかやっているみたいだよ?との回答が…。
かかった費用
- アルパカストーブ TS-77Aコンパクト 16,000円
- アルパカストーブ用替え芯 1,000円
- 合計 17,000円
アルパカストーブの塗装
僕も試してみました。
詳細は以下の記事に記載しました。
少しはスタイリッシュになったと思います。自分で塗装することで愛着も湧きました。
初回キャンプでいきなり故障するのですが、自己修理をして今も絶賛稼働中です。
その内容もまた別途記載したいと思います。
ストーブ抱えて冬キャンプを楽しみましょう!