キャンプをはじめよう!(初心者編)

キャンプ初心者の僕がキャンプ沼にはまっていく軌跡を綴ったブログです。訪れたキャンプ場、行ってみたいキャンプ場、キャンプギアについて紹介していきます。

OD缶カバーのDIY

キャンプで卓上を照らす照明器具にColemanのルミエールランタンを購入しました。

卓上に設置するランプは光量が多すぎると眩しくて逆に手元が見にくくなってしまいます。ルミエールランタンは蝋燭の火ほどか弱くはなく、それでいていい感じに揺らぎがあってキャンプの雰囲気を演出してくれます。

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卓上で灯すと程よい明るさです。

競合製品にはsnow peakのリトルノクターンがありますが、僕はレトロなフォルムのこちらを選択しました。

とてもいい雰囲気なので、追加での購入を検討しています。

ただ、1点気になるのは剥き出しのOD缶。

せっかくのレトロな雰囲気もColemanのOD缶をそのまま使用すると個人的には半減してしまいます。

【日本正規品】コールマン(Coleman) ランタン ルミエールランタン LPガス別売り 205588

【日本正規品】コールマン(Coleman) ランタン ルミエールランタン LPガス別売り 205588

 

 

OD缶カバーは毛糸のものや、金属のものなど色々発売されていますが、やはり、使用していく事で味が出る革製品のものが欲しいです。

革製のものは250gのサイズでだいたい3000円から4000円程します。

ルミエールランタンとほぼ同額。

今後、2つ目、3つ目と揃えて行くと、結構バカになりません…。

 

そうなるとやはり、DIYですね。

キャンプ用品とレザークラフトは色々と相性がいいので、今後のキャンプライフのために新たな趣味としてレザークラフトを取り入れる事にしました。

 

レザークラフトの道具を購入。

菱目打ち

革を縫う際に下穴を開ける道具です。穴の間隔によって4㎜ピッチのもの等もあるのですが、今回は5㎜のものを購入しました。

別たち

革を切るのに使用するカッターです。

通常のカッターよりも切れ味がよく、スライドさせずに押し込む要領で革を切断することができます。

オルファ(OLFA) 別たち 56B

オルファ(OLFA) 別たち 56B

 

菱ギリ

型紙を革にあて、菱目打ちでした穴を開ける箇所に印を付ける際に使用するキリです。

クラフト社 革工具 菱ギリ プロ用 8414

クラフト社 革工具 菱ギリ プロ用 8414

 

コンパスカッター

円形に革を切り抜く際に使用するカッターです。

恐らく通常のレザークラフトでは使用しないと思いますが、OD缶の上部の円を上手に切り抜く自信が無かったのでこちらを購入しました。

オルファ:OLFA ラチェットコンパスカッター

オルファ:OLFA ラチェットコンパスカッター

 

クラフトレース針

空けた穴に糸を通して縫うレザークラフト用の太めの針です。

針と言っても先は尖ってません。普通の針より太いです。

クラフト社 革工具 クラフトレース針 3本 3mm 8401

クラフト社 革工具 クラフトレース針 3本 3mm 8401

 

蝋引き糸

丈夫で滑りのいいほつれにくい糸です。

麻製品のものなんかがいいようです。

スチールペン

型紙に沿って革に印を付ける際に使用します。

先が丸いので引っかからず線が引けるので、便利でした。

ゴム板

菱目打ちする際に下敷きとして使用します。

大きめの方がやりやすいです。

こちらは好きな色、革目のものを選びます。

僕は厚さ1mmのものを使用しましたが、もう少し厚くても良かったかなと思っています。ただ、厚いほど切り出しや穴あけが大変になると思います。

今回は牛のナメ革で、30×40cmのものを2枚購入しました。1枚1,000円程度のものです。1枚で250gのOD缶カバーは2つ分取れます。

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キャメルと茶色の2種類を購入しました。

製作工程

OD缶カバーの製作はこんな手順でした。

  1. 型紙を作る。
  2. 型紙をもとに「切り出し」と「穴あけの位置決め」をする。
  3. 革を切り出す。
  4. 菱目打ち。
  5. 上部の円部品を半球状にする。
  6. 縫う。

 

実際の工程

型紙は工作用の厚紙を使用しました。

パーツは2つで、円計のものは直径11.5㎝で、内側の穴は3.5cmでくり抜いています。

側面は33.5㎝×6.5cmです。

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型紙を作ります。

 

切り出した革に菱目打ちする位置に菱ギリで後を付けていきます。

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革を切って、菱ギリで菱目打ちする位置を決めます。

菱目打ちしている画像は取り忘れました…。

思ったよりも真っすぐ打てずに苦戦していたので…。

続いて上部を球状にします。

革は濡らすと伸びるので、いったん水道でサッと濡らして柔らかくします。

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缶を使用して型をつけます。

 

そして、縫いの作業です。

まず側面パーツを縫っていきます。今回はクロスステッチで挑戦しました。

まあ、ヒドイ出来栄えです…。

最初はどの程度の締め具合でやればいいのか全然わからなかったのでこんな出来栄えになってしまいました。

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クロスステッチ…のつもり

続いて上下のパーツを縫い合わせます。側面でだいぶ力加減が分かったので、多少ましになったと思うのですが…。

しかしながら、途中で大失敗

寸足らずになってしまいました。

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上のパーツも縫っていきます。

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寸足らず。

何故長さが足りなくなったかというと…、当初6.5cmで切り出した側面パーツを途中で1㎝ほど切ってしまったのです…。水に濡らして革が伸びたので、これが元通りに縮むのを計算に入れていませんでした

普通に考えれば伸びたものは乾いたら縮みますよね。

更に縫う際にできた爪の後とかも…。ゴムの指サックとかあるといいかもしれません。

処女作はなかなか残念な出来栄えです。

色々試行錯誤していたため、完成に約4時間も費やしました。

しかしながらこの寸足らず状態が気に入らないので続けて2作目に挑戦です。

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キャメル色です。

若干湿っているので茶色く見えます。

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底の部分も縫ってみました。

乾くとこんな感じの色です。

2作目は型紙はそのまま使用できたので2時間程度で完成しました。

所感

既製品として売っているものに比べると全然造りは荒いですが、2作目は明らかに1作目よりいいできになりました。

刻印とか他の縫い方とかも試してみたいなーと思っています。

レザークラフトの道具は革を入れて約6,000円かかりました。

2個以上作れば買うより安価にはなる計算ではありますが、製品版のできとはやはり違います。でも愛着は湧くかもしれませんし、今後スキレットのハンドルカバーとか、斧関連のものを作って行ったりすればペイできると信じています。

質は数をこなせばもっといい感じにできると信じて、精進あるのみです。

まだ2セット分の革があるので、雨でキャンプに行けないこの期間に再チャレンジしたいと思います!