キャンプの持ち物一覧に記載した刃物類についての詳細記事です。
キャンプに必要な道具一式を知りたい方はこちらから見てみて下さい。
刃物類について
キャンプ道具と言えば、ナイフや手斧を上位に思い浮かべる方が多いかもしれません。僕もキャンプでは枝を切ったりロープを切ったり、調理をしたり何かと便利に使えるナイフ、薪を割ったりする手斧これらは必須だと思っていました。
しかし、いざキャンプをしていると、Bushcraftは別ですが、木を切るシーンってあまりないんです。管理されたキャンプ場では落ちている枝などは使えないケースも多く、乾燥して切り分けられた薪を購入すればこれらの道具はほぼ不要です。
なので、初めてのキャンプでは無理してこれらの道具を持って行ったりせず、日ごろ使い慣れた包丁やハサミを持っていく方がいいと思います。
慣れてきてより非日常感を味わいたい場合は徐々にこれらの道具を揃えて置き換えていけばいいと思います。
構成要素
- 調理用ナイフ
- 薪割り用ナイフ
- ノコギリ
品名
- OPINELステンレススチール #8皮紐付 カーキ *
- Morakniv Companion Desert *
- Helko Werk Heritage ハンド アックス*
- SK11 替刃式折込鋸 刃渡り 120mm 木工用
実際に購入したもの
Morakniv Companion Desert
キャンパー標準装備のOPINELです。ナンバーは長さを表す値です。お肉や野菜を切ったり、容器を開けたりするのに最適なのは#8,9あたりだと思います。僕は#8を使用していますが、分厚い肉塊を切ったりする際にはさすがに刃渡りが足りないかな、と思う事もありますが、通常使用では不便を感じた事はありません。刃の部分がステンレスのものとスチールのものがありますが、僕の用途であればステンレスの方が手入れがしやすいので楽です。
持ち手の部分がオリーブ色のものがあったので、こちらで購入しました。
OPINEL(オピネル) ステンレススチール #8皮紐付 カーキ 41430 【国内正規商品】
- 出版社/メーカー: OPINEL(オピネル)
- 発売日: 2013/12/10
- メディア: スポーツ用品
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Morakniv Companion Desert
こちらも同じくキャンパーご用達のナイフです。調理にも使用できますが、バトニングやフェザースティックを作る際に僕は使用しています。持ち手の部分と刃が一体化しているフルタングのものではないので、あまり強く叩きすぎると持ち手が外れて危ないようですが、そこまでハードに叩く必要があるほどの太い薪を割る際には手斧を使用するようにしています。
初めてのキャンプでは、鞘から出す際に掌をズッパリ切ってしまったので、皆さんも気を付けて下さい。鞘から出す際には、柄を握った親指で鞘を押し出す突起部分があるので、そちらをちゃんと利用しましょう。
Helko Werk Heritage ハンド アックス
一番最近購入したドイツ製のハチェットです。Bushcraftをする場合は大活躍すると思いますが、購入した薪を使用する場合はそれほど出番はありません。僕の場合は殆ど飾りになっています。威力は十分で、バトニングで割れない薪が一撃で真っ二つになります。
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SK11 替刃式折込鋸 刃渡り 120mm 木工用
手斧が無かった際にバトニングで割れない薪をギコギコ切ってました。とにかくコスパがいいツールです。しっかり切れます。
キャンプ中はエプロンのポケットに常に入れてます。コンパクトでササっと使いたいときに出せるのがいいです。
ナイフは使用していると切れ味が落ちたり、チッピング(欠け)したりします。そんな時は砥石を使ってリカバリをすればまた元の切れ味に戻せます。研ぎ方とかはyoutubeなどで簡単に知ることができるので、安いナイフを使用している内に経験を積んでおくのがいいと思います。
所感
ファミリーで行く高規格キャンプ場では燃えやすい薪や着火剤もたくさんあります。包丁やまな板のレンタルももちろんあるので、初めてのキャンプではそれらを活用すれば十分成り立つと思います。キャンプに少しずつ慣れてきて、時間に余裕が出てきたら徐々に揃えて行くのがいいのではないでしょうか。
それから、これらの道具は下手すると本当に大怪我する事になるので、使用する際には正しい持ち方、刃の向き、振り方、態勢等しっかり事前に学習するようにしましょう。僕も後々それらを知って、今までの自分の使い方を振り返った時にゾッとしました。
以上、刃物類のご紹介でした。
それでは、ケガの無い楽しいキャンプライフを!
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