我が家の車はスバルのOUTBACKです。
OUTBACKはスバル車の中では大きな方です。
レガシーの車体をベースに車高を上げて若干大きくしたクロスオーバーSUVとして、日本よりもUSでよく売れている車種です。
車体サイズも4820(長さ)×1840(幅)×1605(高さ)と、一般的なものより幅もあり、都内の狭い路地を走る際には若干ヒヤヒヤします。
積載量は、サブトランクを合わせると600リットル強と比較的大きめなので、ソロキャンプの際なんかは後部座席を使用しなくても、ストーブも楽々詰める積載量を誇ります。
しかしながら、冬のファミリーキャンプではそうは行きません。
特に先日行った泊数の多い場合はクーラーボックスも積まないといけないし、SOTOのツーバーナーを積もうとするともう収まりません。
自分用のシュラフ以外は7,000円くらいのLOGOSの化繊のものなので、それを3つ積んでいるのも嵩張ばる原因の一つです。
もちろん荷物を減らす、軽量コンパクトな物に買い換えるなどの選択肢もあるのですが、どちらかと言うとギアの投資はソロキャンプ用のものに絞りたいと考えているので(家族には内緒ですが🤫)、積載量を増やす方向で検討することにしました。
積載量を増やす方法としては
- ルーフにカーゴかボックスを乗っける。
- ヒッチキャリアを付ける
の2つの方法が考えられます。
ヒッチキャリアのメリットは、
- 積み降ろしが楽そう。
- 玄人キャンパーな見た目がかっこいい。
- 以外に耐荷重性が高い。
- 走行時に風の影響は受けにくそう。
などが挙げられますが、デメリットとしては、
- 全長が伸びる。
- キャンプ以外の際に取り外さないと車庫内で邪魔になる。
- 後続車に突っ込まれる可能性が上がる。
- 普通の駐車場に入れられない。
- 取り付け料金が高い。
などが考えられます。
我が家の車庫は狭く、あまり物を置いたり作業したりするスペースが無いので、頻繁にヒッチを取り外したり、外したものを保管したりできません。
もしそれがあれば、こちらを選択したかもしれません。
ルーフボックスについてはTHLUEのものがかっこよくていいなと思っていたのですが、
- OUTBACKのルーフレールへの取り付けは日本ではメーカー推奨外であったこと。
- お値段が高いこと。
- ボックスに収まらないサイズのものも載せる可能性があること。
以上の理由からカーゴタイプのものを選択する事にしました。
カーゴもTHULEのものもあるのですが、僕のOUTBACKには予めルーフレールがついていて、幅が決まっているのですが、ネットを検索してもTHLUEのカーゴの取り付け事例が無く、メーカーにも問い合わせをしても明確に付けられるという回答がもらえなかったので、諦めました。
結局ネット上でいくつか取り付け例のあったYAKIMAの製品を購入しました。
YAKIMAは名前的に日本のメーカーっぽいのですが、アメリカのメーカーです。
ワシントン州で始まったブランドなので、地名から取られたものなのでしょう。
元々はその地にいたヤカマ族というインディアンから取った地名のようです。
位置づけ的にはアウトドアブランドのようです。
こんな感じのルーフに乗るテントも販売しています。
そんなYAKIMAのカーゴでOUTBACKに乗るのは「Loadwarrior」
強そうな名前です。
「道路の戦士」です。
Amazonと楽天で1社ずつ、輸入販売を行っている店舗があったのですが、どちらも取り寄せに1か月程度かかる可能性があるとの記載がありました。
両社に次回の入荷は具体的にどれくらいかかるか確認したところ、Amazonの方の店舗はちょうど4月20日に入荷予定との返答があったため、そちらで購入しました。
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数日後、帰宅すると玄関先に超大きな箱が…。
週末に開封します。
カゴの部分は2つに分かれていて、エクステンションパーツを挟んで延長することができるようになっています。
最初にエクステンションも併せて購入しようか迷ったのですが、乗せた際にどれくらいの長さになるかイメージがつかなかったので、まずはノーマルで使ってみる事にしました。
OUTBACKのx-breakは通常縦方向で収まっているルーフレールを横方向に付け替える事ができます。
レールの上にカーゴを乗せて、付属の固定具(プラ製)で前後2か所ずつ、計4か所挟み込みます。
一応、一人で作業できましたが、カーゴを乗せる際に二人で作業した方が安全です。
手を滑らせたら車体にがっつり傷が付きます。
エクステンションがあった方が見た目的にバランスのいい長さになるかもしれません。
ゴールデンウィークの高ソメキャンプ場に行く際には、
- GE4.0(テント)
- Coleman 48QTのクーラーボックス
- シェラフ4つ。
- タープ
- 9ℓの灯油缶
をルーフに積み込みました。
シェラフは濡れると困るので、ColemanのOutdoor Dry Bagに4つ詰め込みます。
テントはDry Bagが1つしかなかったので、とりあえず90ℓのゴミ袋を前後に重ねてガムテープで止めました。

コールマン(Coleman) アウトドアドライバッグ L 約110L 170-6899
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ファミリーキャンプが無い時は極力カーゴを外そうと思っていたのですが、思いのほか取り付けが重労働であったため、乗せっぱなしにしてしまっています。
カーゴが無い方の見た目の方が好きなのですが、まだしばらくはこのままかな。
ちなみに、カーゴに荷物を載せると、
- 燃費が下がる。
- 風切音が凄まじい。
です。2は音楽をガンガンかけていれば平気ですが、90kmを超えると一気に音が鳴りだします。ネットの他にベルトで固定をしてはいるけれど、不安になるので途中のSAで点検したりしていました。
所感
高さのあるものを乗せられるので、キャンプ用ならボックスよりカーゴの方がいいと思います。
ただし、SUV等車高がある車の場合、荷物の積み下ろしが大変です。
嵩があるけれど比較的重量の無いものを乗せる方がいいです。
それにしても、Snowpeakのキッチンセットとか買う方々はどんな積載の仕方をしているのでしょうか。ワンボックス車だったりするんですかね。
いつか4、5泊とかの長期キャンプをしたいと思いますが、そうなると快適装備を充実させたく、積載量や積載効率の更なる向上を検討していきたいと思います。
カーゴやキャリアはオートキャンプの積載量を大幅に上げる事ができるので、荷物の多いキャンパーには大変おススメです!