キャンプをはじめよう!(初心者編)

キャンプ初心者の僕がキャンプ沼にはまっていく軌跡を綴ったブログです。訪れたキャンプ場、行ってみたいキャンプ場、キャンプギアについて紹介していきます。

ふもとっぱら キャンプ場

浩庵キャンプ場のレビューと前後してしまいますが、12/7、8でふもとっぱらキャンプ場へ初めてのソロキャンプに行ってきたので、記事にさせていただきます。

 

初めてのソロキャンプ、更に初めての冬キャンプという事で、ソロ用キャンプ用品や寒さ対策用品など、事前に準備を重ねて挑みました

 

人生初キャンプは11月初週のファミリーキャンプで生地の薄いGE4.0で全く問題なかったのですが、GE4.0は冬寒いというレビューを見たので、ソロキャンプ用に幕を新調しました。

 

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また、深夜は氷点下になるようなので、テント内で暖を取る手段も必要です。

ふもとっぱらはAC電源が無いので、暖房器具としてアルパカストーブを用意しました。

 

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キャンプ場について

ロケーション

静岡県富士宮市にあるキャンプ場。山梨県とのほぼ県境、富士山の西北西に位置するキャンプ場でした。位置的には夕日の赤富士、富士山越し日の出が楽しめるロケーションのはずです。

今週浩庵に行った際に、本栖湖ごしの富士山の日の出を見たのですが、その際には富士山の左中腹から日が昇ったので、この時期であればほぼ頂上付近から昇る姿が見られる予定でした。

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東京方面から向かう場合は中央高速でしょうか。

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入口にはかわいい看板があります。

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キャンプ場入口

昼食を付近で食べてから受付にて14時頃にチェックイン。サイトの説明を受けました。

 

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場内案内

トイレはサイト中心エリアに工事現場にあるような仮設トイレ(水洗式でした)が20個くらいあります。

地面が水気の多い粘土質のため、床部分は多少汚れてしまっていますが、便座自体は綺麗で仕様に際して抵抗感はありませんでした。ニオイも問題ありません

 

炊事場は屋根無のシンクが2セットずつ場内案内の水道栓マークの位置に配置されています。

 

サイトがとにかく広いので、事前にどの辺りに設営しようか考えておく方がいいと思いました

検討にはGoogle Mapがいいと思います。

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この衛星写真を見るとサイトがほぼ満杯…。こんなになるんですねー。

到着時間が遅かったのもあり、写真の北側はすでにテントが20張りくらい設置されていました。だだっ広いのでそちらに設置してもいいのですが、初めてのソロキャンプだったので、後から来た人が自分の前方にテントを張られると嫌かなぁ、など心配になり、全然人のいなかった青い丸の辺りに設営することにしました。

なぜ人がいなかったのか、理由があったんですね…。

下の図は若干拡大したものになりますが、僕の設営した青丸の更に南に赤枠で囲った建物があるのですが、ここからモーター音が頻繁に聞こえてくるのと、それよりも最悪な薬品とたい肥の混ざったような異臭が風向きによって流れてくるんです。

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風向きによって、薬品のニオイが襲ってきます。

最初は何のニオイだろう、と不思議に思ってニオイを辿っていったところ、南側のこの建物付近から発生していることに気づきました。その時には既に設営が完了していたので、動かすこともできず、この日は頻繁に異臭に襲われ、都度テント内に避難してやり過ごす必要がありました…。

たまたま風向きが良くない日だったのでしょうかね。建物横でたくさんテント貼られていますもんね…。

僕は嫌いな臭いに過剰に反応してしまうところもあるので、実際に行く方は大丈夫な臭いかどうか確かめてからサイト設営されるといいかもしれません。

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テントからの風景

ニオイはダメでしたが、富士山を裾野から見上げる絶景。これは本当に素晴らしかったです。見渡す限りの原っぱ、その奥の樹海と裾野。

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サーカスTCの初張り

初めて張ったのですが、風が強く、歪んでます。(風のせいではなく、自分の張り方のせいですね…。)

最初にポールを立てた時点で入口はこの写真の左右の方を向いてしまっていました。サーカスTCの入口の開き方を理解していなかったんですね。面倒なのでこのままでいいか、と思ったのですが、テント内から富士山が見えないのはさすがにもったいないので途中で90度回転させることにしました。

こんな感じの絶景がほぼ独り占め。ソロキャンプ最高!の瞬間です。

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テント内から見える富士山

 

 反対側も森と山が見えて、360度素晴らしい景色でした。

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富士山と反対側の風景

 

 テント内はこんな配置にしました。

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初めてのソロキャンプ配置

右側に転がっているオレンジの袋に入っているのが、ふもとっぱらで購入した薪という名の木材加工後に出た切れ端です。丸くくり抜かれた後の木や三角の積み木のようなものなど井形やA形に組むのはほぼ不可能なものでした。

また、雨ざらしで置かれているので、かなり湿っていて、着火に苦労しました。

オレンジの袋に詰め放題500円。早く来れば普通の薪も買えたのかもしれません。

防寒対策はこんな感じです。

アルパカストーブを幕内に設置します。

グランドシートはODグリーンシートで、その上に10mmの銀マット、さらにその上にOregonia Camperのキャンピングシートを引いて、コットを設置しています。

コットの上にはHigh Landerのキャンピングマットを敷き、その上にシュラフを置いて寝ました。

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ストーブとコット

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コット&シュラフ

気温的には夜間でも氷点下2度まで下がっていましたが、朝起きたら入口全開になっていても普通に眠れていました。シュラフが良かったのかもしれません。

何故テントの入口が全開になっていたのか…。おそらく動物の侵入です。

幕内でストーブを使用して寝るので、一酸化炭素中毒が怖く、入口付近を50cm程空けた状態で寝ていたのですが、朝にはほぼ全開になっていました。

夜中にテント周辺でガサガサする音が頻繁に聞こえて何回か目を覚ましたのですが、風かな、くらいに思ってすぐ眠ってしまっていました。朝テントの周りを見ると豚の足跡のような2つの蹄のある割と大きな足跡がたくさんありました。

イノシシだったのか、鹿だったのか…。怖いなぁ…。足跡の写真撮っておけば良かった。

キャンプ飯

夕飯

初めてのキャンプなので、お手軽なポトフを作りました。

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大メスティンでポトフ

玉ねぎ1個とジャガイモ1つ、ニンジン1つ、ソーセージを切ってコンソメの素1つと水を入れてアルパカストーブの上にセットします。

1時間ほど煮込んだら完成です。

ご飯も大メスティン+ESBITで炊いてみました。

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1合炊きするには大きすぎました。

調理器具が大メスティン1つしかなかったので、先にお米を炊き、炊いたご飯を蓋に移して、そこから鍋部分でポトフを1時間調理。最後にご飯温めなおして食べたのですが、すこし乾燥気味…。帰宅後に小メスティンを追加購入しました。

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ご飯退避中

朝食

朝食は前日半分以上残してしまったポトフを温めなおしたものと、買っておいたベーコンと卵で簡単にハムエッグを作って食べました。

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ベーコンエッグ

もっといろいろおしゃれなキャンプご飯を、と思っていたのですが、全然そんな余裕がなく、また、1人分の量を調整するのが難しく、結局こんなドタバタ飯になってしまいました…。アウトドアご飯って難しいですね。

 

 

 

所管

  • 南側の小屋からニオイがするので、確認してテントを張る方がいい。
  • キャンプ出発前に食材は事前に準備しておく方がいい。

もともとBlogを書くつもりなんて無かったので、それを想定した写真撮影ができていなく、ただ記録には残したかったので、ある写真でだけ書いたらダメレポートになってしまいました。すみません。

 

また、キャンプの要素で大きく占めるアウトドア飯は必要な量をしっかり考えて食材を用意してくること、などの事前の準備が重要だな、と痛感しました。

 

ふもとっぱらキャンプ場はロケーション最高ですが、ニオイの印象が強く残ってしまって、浩庵の方が僕的にはお気に入りです。

また違う時期に行くと印象がガラッと変わるのかもしれません。

これにめげずにまた再訪したいと思います!